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【番外】スーズ

Posted by 酒神の人 on 25.2014 リキュール紹介   1 comments
【番外】リキュール紹介

『スーズ』


141225スーズ


アルコール度数:15%

容量:1000ml




こちらのリキュール、『スーズ』は開発者の
「フェルナン・ムロー」氏の義妹である「スザンヌ」の
愛称から名づけられた、フランス原産の
黄色いハーブ系リキュールで、主な原材料は
リンドウ科の植物である「ゲンチアナ」の根です。

この植物はフランスのノルマンディーや
オーヴェルニュ地方の高地に生息しており、
大きくなるまでに20年もかかるそうです。

「ゲンチアナ」は生薬としても使われ、非常に苦く、
健胃作用があり、西洋薬と組み合わせ、処方箋の
いらない身近な胃腸薬としても使われています。

これを使った『スーズ』には消化を促進する効果が
あるといわれており、フランスでは食前酒としても
よく飲まれています。

このリキュールはピカソやダリなどの芸術家に
愛されたことでも知られており、ピカソは
1912年にスーズを題材にした静物画
「グラスとスーズの瓶」を描いています。

141225スーズ ピカソの絵

こちらの絵は「パピエ・コレ」というコラージュ技法が
使われており、「パピエ・コレ」とは「貼り付けられた紙」
という意味で、新聞紙、楽譜、ラベルなど実物の紙類を
キャンバスに貼り付けることを言い、「コラージュ」とは
「パピエ・コレ」から発展したもので、「糊で貼る」という
意味を持ち、様々な物を貼り付ける技法を言います。

1912年当時は現在の15度というアルコール度数とは違い、
倍以上ある32度ほどでした。

そのため、当時愛飲していたピカソさんは
『スーズ』飲んで酔っ払ってる最中に思いついて
瓶のラベル剥がして貼っつけただけじゃなかろうか・・・
はり絵と違うんかな・・・ピカソさんすごすぎるから
私にはまだ理解できないんだろうな・・・が正直な感想です。

芸術って難しいですね。

『スーズ』自体はハーブのほろ苦さと清涼感、
コクのある甘味が特徴的なリキュールで、
アペリティフとしてそのまま楽しむだけでなく、
カクテルの材料としても楽しめます。

おススメは、、、
さっぱりとした印象で最初の一杯として
飲みやすい「スーズトニック」

誰にでも愛されるような飲み口の
柔らかい「スーズモーニ」

女性向けで色合いも美しくフルーティな味わいの
「シャルルジョルダン」

見た目も香りも華やかで飲み口の
すっきりとした「エチュード」

ご自宅でも楽しめるカクテルなので、
ぜひ作ってみてください。

このリキュールは私の好きなお酒の
ひとつなんですが、その理由が
この『スーズ』の原料となっている
リンドウという植物の花言葉です。

それが「あなたの悲しみに寄り添う」というものです。

バーテンダーの仕事に沈黙のサービスという
ものがあると思っています。

一杯のお酒に気持ちを添えることができるのも
バーテンダーという仕事の素晴らしいところで、
そのツールとして『スーズ』もあります。

一本一本のお酒に、それに関わった人たちの
物語があり、それは今生きているすべての人の
瞬間に合ったものがあるはずなのです。

その一本を探すお手伝いにこのブログも
なれればいいかなと思っております。

今年のXmasがあなたの幸せな夜になりますように。













いつも頑張っている自分へプチ贅沢な贈り物。。。














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わたくしのブログにコメントありがとうございました。
さっそく訪問させていただきました。

記事、興味深く拝見しました。

スーズは、ピカソと誕生日が同じということもあって、少し思い入れがあります。
と言っても自分で購入したことはなく、バーでスーズトニックを飲んだことはあります。
さすが(元?)バーテンダーさん、お話の内容が深いですね。
とても楽しく、勉強になります。

これからもお世話になります。
2014.12.28 17:54 | URL | りんたろう #- [edit]


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